冬のおっぱいトラブル予防策

まゆみ先生
まゆみ先生

こんにちは。

石川県金沢市のまゆみ助産院です。

先週から、ここ石川県は天気が荒れに荒れ、雷雨続きでした。

この季節の雷は冬の訪れを感じさせます。

山間部では初雪も見られました。

最高気温も10度前後の日々。

すると、途端におっぱいが風邪を引きます。

免疫力が落ちて、“白斑”という乳口に白いびらん様のものが出来ます。

口内炎のようなものですね。

その、白斑が乳口をふさぐので吸われても痛いし、乳汁が出にくくなるのでおっぱいにしこりが出来ます。

 

先週はそんなおっぱいを何回見たかしら?

 

そんな時は、ゆっくり足湯をしながら固まっているおっぱいに温かいホットタオルを当てそっともみほぐします。

私はこれを“バターを湯煎する”と言っています(笑)。

すると、しばらくするとバターが溶けるようにどろりとした乳汁が出てきて白斑の部分の乳口が広がります。

まゆみ先生
まゆみ先生

乳脂肪のバターは冷蔵庫で固まるでしょ。
母乳も乳脂肪が豊富だから、授乳期の体を冷蔵庫にしてバターを作らないようにね☝

冷えの弊害を毎回伝えます。

 

あなた
ママ

そうなんですよね…。

でも、夜間の授乳でつい添い乳で寝落ちしてしまって、胸はだけたまま寝てしまって…。

気付いたらおっぱい冷やしてしてた。

と、ワーキングママ

まゆみ先生
まゆみ先生

わかります。

特に働き出すと疲れれてるから、ちゃんと起きて授乳してられないと言うか…。

半分寝ぼけておっぱいを差し出し、とにかく子どもを早く寝かしたくて口封じ的な授乳になってしまうんですよね~。

そして、こんな季節は子どもが先に体調をくずしているから夜間も何かとぐずって起こされ授乳回数も増えやすいんですよね。

だったら、肩や胸元を冷やさないひと工夫をしてみては?

先日、ショッピングセンターに行ってみたら“冬のあったかグッズ”コーナーにこんな前開きの暖かそうなポンチョみたいなの並べてありましたよ。

夜間こんなのかけて授乳すれば、つい胸元締め忘れて横になっても生地が重なってくれて胸を冷やさないし、お布団から肩が出てても寒くないのでは?

 

それより、働き出すと一分一秒を争って動いているので自律神経は常に交感神経優位。

交感神経は体温を下げます。

そんな状態で、カラスの行水かシャワーで済ませていると体は温まる暇がありません。

 

夜はお風呂でじっくり体を温めて副交感神経優位にして体温を上げてから休みましょう

 

あと寒いと、喉の渇きに気付きにくいので水分も不足がち。

夜寝る前に暖かい白湯を飲むこともおすすめです。

 

心と体を冷やさないことは授乳期のおっぱいトラブルを予防する最重要事項ですよ~。

 

まゆみ先生
まゆみ先生

今日もご訪問ありがとうございました。

 

 

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