子どもの成長発達時期に合わせたケアの大切さ

まゆみ先生
まゆみ先生

こんにちは。

石川県金沢市のまゆみ助産院です。

あなた
ママ

生後8か月になりました。

赤ちゃんが片方からしか寝返りしません。

ハイハイも片方の足を引きずっていています。

頭が絶壁でその上向き癖もひどく片側がひどく凹んでしまいました。

どうにか、なりませんか?

まゆみ先生
まゆみ先生

それは、気になりますね。

これからどんどん成長発達して行く人生のスタート地点。
なるべくよいスタートを切らせてあげたいのが親心ですよね。
でも今なら、まだまだ挽回の余地はありますよ👍

 

今日、8ヶ月でまゆみ助産院に来られた赤ちゃんは…

右側からしか起き上がりません。

左側に色々なものを置いても

右側から素早く起きて左側にあるものをつかみます。

ハイハイは右足のみで進んで左足はずるずると引きずられたまま。

そして左足先は内側に入って足指が“グー”のまま。

右足はピンク色なのに、左は血色が悪く冷たい。

左足は正座を長くして痺れている足みたい。

さらによくみると、左手はよく前に出るのに右手はあまり出ない。

つまり、左手と右足ばかり使って進んでいる感じ。

 

普通、赤ちゃんのハイハイは左手の動きに連動して右足が出て、右手の動きに連動して左足が出ます。

それを交互に繰り返して、左右の手足がバランスよく使われ、やがて立って歩くとき手足が交互に出ます。

 

この、赤ちゃん左右の手足の使い方のバランスがよろしくない。

このまま、歩くようになると転びやすい子になりそう。

 

まだ、ハイハイしない頃だったら左右のバランスもちょっとした赤ちゃん体操やベビーマッサージなどですぐに改善されるのですが…

ここまでくると赤ちゃんが私に触らせてくれないのと、かなり癖づいているので少し時間がかかりそうです。

 

といっても…この子達の運動神経の発達はまだまだこれから。

今、鈍そうなところをよく刺激してあげるとあっという間に良くなると思います。

 

今日の赤ちゃんはまず“一本橋こちょこちょ!”遊び。

“一本橋こーちょこちょ!たたいて、つまんで、階段上ってこちょこちょ!”

と、動きの鈍い左足先から足のつけ根までよく触って刺激してあげる遊び。

それと、”グー”になりがちな足指を一本一本つまんで回して指の間を開いてほぐす。その後、踵から足先をこすりあげる”バビンスキー反射”というのをわざと出させて足指を反射的に開かせる。

あとは、”むすんででひらいて”の足バージョンで股関節と仙骨の動きのバランスを整える。

しばらくすると、血色が悪く冷たかった左足がピンク色になり、ずっと“グー”だった足指が開いてきました。

つかまり立ちでは指先に力が入るようになっていました。

 

本当は、もっと早い時期に左右差のない寝返りを引き出してやると今頃はもっと上手なハイハイになっていたのではないかと思います。

 

この様に、子どもの成長発達はその時期に出来るようになる順番があって、それを上手く経過させてやるケアが大切。

 

そこで、私の年間育児サロン『まゆみ塾』では、そのような成長発達に合わせたケアのコツを継続的・段階的にお伝えしています。

赤ちゃんの時期は焦らなくてもよいので、一段一段丁寧に階段を登らせてあげることが大切。

赤ちゃんに英才教育の“飛び級”はありません。

飛び越えたように見えても、どこかの段で中々登れなくて却って後になって手間暇かかったりします。

この時期に獲得する能力は人生の“根っこ”の部分。

しっかりとした“根っこ”が出来上がると、1年毎にピカピカな果実を実らせてくれるようになりますよ。

まゆみ助産院と一緒に丈夫な“根っこ育て”をしてみませんか?

 

そこで、来月12月8日より開催される『まゆみ塾』第二期生を募集します。
締め切りは今月11月26日

定員枠は残り2組です。

ちなみに第一回目のプログラムは「赤ちゃんの体遊びで発達を促そう」です。
先程の、ママにお伝えしたような体遊びをお伝えします。

『まゆみ塾』に興味関心がある方はこのLINEか📞090-7744-9913までお問合せ下さい。

このテーマ単発の育児サロンの参加も席に余裕があれば可能です。

空席があれば後日インフォメーションしますね。

 

「向き癖」や「動かし癖」は個別相談でもお伺いしています。
気になる場合は早めの取り組みをお勧めしますよ☝

 

まゆみ先生
まゆみ先生

今日もご訪問ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました