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こんにちは。
石川県金沢市のまゆみ助産院です。

乳腺炎になったようです。
おっぱいが、熱くて痛いです。
どうしたらよいですか?

それは、大変ですね。
では、まずおっぱいの炎症を抑えるセルフケアをお伝えしますね。
まず、赤く腫れあがっている場合は炎症を抑える必要があります。
そこで、炎症を抑えるために炎症部位を冷やし血流の流れを少し抑えます。
簡単な方法は”キャベツ湿布”
冷蔵庫の野菜のキャベツをおっぱいに張ります。
こんな感じ。
キャベツのビタミンCが肌からそっと吸収されて炎症物質と結合して分解を早くするのと、そっと冷やすことで熱をとってくれます。
よく、保冷剤で冷やされる方がおいでますがあまり長くその方法でやると中に溜まってるおっぱいがアイスのように固くなってしまいしこりになってしまうので注意が必要です。
あまりにも、熱をもってて痛い時に一時的に使うのは差し支えありませんが何時間もそれを行うのはおすすめしません。
あと、貼るタイプの保冷シートも熱を取る効果はあまり期待できませんが貼っていると気持ちがよいなら免疫力を維持するにはよいかもしれません。
気持ちが良い状態にしておくのは免疫力維持向上の基本ですから。
次に、キャベツより効果があるのが”ジャガイモ湿布”です。
少し手間はかかりますが、ジャガイモのビタミンCは熱に強く、発熱するほどの乳腺炎の場合に効果的です。
又、そのような場合おっぱいが痛すぎてキャベツが硬く感じ触れると痛いのでこちらの方が楽かもしれません。
ジャガイモ湿布の作り方
材料:ジャガイモ、酢、小麦粉
①ジャガイモの皮を洗う。
②ジャガイモの皮をむき、すりおろす。
③②に酢を少量入れる。
(ジャガイモ中1個に対して小さじ1位)
④③に小麦粉を混ぜて耳たぶ位の固さまでにする。
⑤④をペーパータオルに伸ばしくるみ更にラップに包んで冷蔵庫で冷やす。
まず、ラップを広げその上にペーパータオルを敷く。
ジャガイモ湿布をペーパータオルに塗りその上にさらにペーパータオル。
ジャガイモ湿布をペーパータオルでサンドイッチするかくるむ感じです。
ジャガイモが直接肌につくとかぶれることがあるので…。
⑥冷えた⑤をおっぱいの痛い所に当てる。
汁が出てきて衣類が濡れないようにジャガイモ湿布をラップで上から覆う。
⑦⑤をいくつか作っておいておっぱいに当てていたのがぬるくなったら冷たい物と交換する。
ぬるくなった湿布はまた冷蔵庫で冷やして使いまわす。ぱさぱさに乾燥してきたらお役目ごめんで捨てる。
その他、乳腺炎の一般的な処置や経過はこちらのブログをご覧ください。
https://ameblo.jp/kakimayu521/entry-12535929720.html
https://ameblo.jp/kakimayu521/entry-12545304405.html
明らかに乳腺炎だと思われても、このご時世”発熱”がみられるとどこの医療機関も簡単に対応してくれませんからなるべく発熱しない段階で手を打つことが大切です。
対応にお困りの場合は早めにご連絡下さい。
何らかの形でお手伝いができるかもしれません。
では、お大事になさってくださいね。

今日もご訪問ありがとうございました。