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こんにちはまゆみ助産院です。
助産師歴35年、開業して15年、延べ対応件数1万件の”ママ育て専門家”の助産師があらゆる女性の体の仕組みと子育てについての疑問・質問にお応えしています。
このGW、筍が旬を迎えています。
よくお店にも出回っていますし、もらったりすると思います。
特に今年は”表年”で筍がよく採れるそうです。
採れたての筍は香りもよく甘くて柔らかい
美味しくて、いつもより沢山食べてしまいますよね。
ところが、筍にはシュウ酸カルシウムといって
灰汁の一種が多く含まれています。
なのでとりすぎるとおっぱいが詰まります❗
“乳栓”といって砂糖粒みたいな物が出来やすくなるのですよ。
それが、出来るとおっぱいの道が塞がれて
乳腺炎になりやすくなります。
昨日、そんなママが二人も駆け込んで来ました❗
お一人は「3日前に、筍沢山もらって…沢山食べてた…」。
もうお一人はご主人の実家が山をもっていて、「今日、採れたての筍食べてきた…」。
お二人とも、「おっぱいが痛い!」と言っているうちに
みるみる悪寒が来て38℃以上に発熱してきました。
呼吸器症状がなく、おっぱいが赤く腫れ上がっていたので
“明らかに乳腺炎だ”と判断し意を決してケアに着手しました。
すると…奥からこんな粒々(乳栓)が沢山出てきました。
その後からどろどろのおっぱいが出て来ました。
おっぱいをある程度搾り切ると
37℃代まで解熱してきました。
でも、まだ気は抜けませんよ☝️
発熱したので脱水にならないよう水分をしっかりとりましょう。
体温が1℃上昇につき500㎖は多めに水分をとる必要がありますから。
お二人とも38℃代まで発熱されたので
最低1Lはいつもより飲んで欲しいですね☝️
おっっぱいの赤くて熱い所はキャベツを貼るか
手間をかけられそうなら
ジャガイモ湿布で冷やします。
乳腺炎のおっぱいの冷やし方は
こちらの記事を参考にしてみて下さい。
https://mayumi-midwife.com/mother-3/
離乳食が進んでいるようなら一旦回数や量を減らして
おっぱいを良く飲んでもらいましょうね👍。
乳腺炎になった時の基本的な対処の仕方は
こちらの記事を参考にしてみて下さいね。
https://ameblo.jp/kakimayu521/entry-12545304405.html
その他、授乳中に気を付けて欲しい食べ物については
こちらに季節ごとにまとめてみましたので参考までに👍。
https://ameblo.jp/kakimayu521/entry-12594310222.html
それでは、上手く経過させて
又、美味しいおっぱいをあげてね🧡
子育てで一人で孤独に悩んでいるママへ
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