赤ちゃんにとっておっぱいは「味のするおもちゃ」♪

まゆみ先生
まゆみ先生

こんにちは。

石川県金沢市のまゆみ助産院です。

先日の赤ちゃん訪問でのママとの会話です。

あなた
あなた

私のおっぱい、嫌がって吸ってくれないので哺乳瓶の乳首を胸につけてあげています。
そんなに、母乳出ないし…
母乳にそんなにこだわっていないので…
あまり吸わせていません。

まゆみ先生
まゆみ先生

そうだったんですか…。

自分のおっぱい拒絶されると心折れますよね。
それも、一人でやっているとつらくなりますね。

 

まだ、20代のママは顔色もよく体力的にも余裕がありそう。

生後2ヶ月の赤ちゃんはすくすくと育っています。

それなのに…

母乳哺育が進んでいないのを見ると

助産師としては”勿体ない”の血が騒いでしまうのが

私の悪い癖(笑)

 

一通り訪問でお伝えするべきことをお伝えし終わったので

「ちょっと、一緒におっぱいあげてみませんか?

その前に赤ちゃんの“お口遊び”をしてみましょう♪」

先日の育児サロンの*赤ちゃんのお口のケアの方法

(https://mayumi-midwife.com/mamma-salon-15/)

赤ちゃんの頬を触ったり、ベロを触ったり、唇を触ったりしました。

 

すると、この赤ちゃん意外と楽しそうにお口やベロを動かします。

「あ、この子ならママのおっぱい吸えるな」と直感しました💡

 

そこで、赤ちゃんが嫌いな直接授乳だと気付かれないよう

いつもと違う抱き方で抱いてもらい

赤ちゃんには

「さっきのお口遊びの続きよ♪。

ほらこれね…味のするおもちゃよ♪遊んでみて。」

と、ママのおっぱいをお口に近づけてみました。

「さあ、あなたのおっぱいよ!」と言うと

命が掛かっている「食事」のようで

母子ともにプレッシャーがかかりそうだから…

あえて”おもちゃ”と…。

 

初めは、お口遊びの延長でママのおっぱいもペロペロしていたのに

ママの胸元だと気付いたとたんに「ぎゃー!」と泣き始めた赤ちゃん。

「あ…これね、ただの”味のするおもちゃ”

遊んでごらん♪おもしろいよ♪」

赤ちゃんの頭やお口を触りなだめていると

ふと…おっぱいを吸いはじめました。

ただの偶然?

「反対側のおっぱいも遊べるかやってみようか?」

今度はさほど暴れずおっぱいを吸いました。

「私の、おっぱい…吸ってる…。」

ママは驚きと安堵の表情。

本当はおっぱい直接吸ってもらいたかったよね。

 

後日、その訪問先に忘れ物があったのでお邪魔したら

「あれから、おっぱい吸ってくれるようになりました💕」

と笑顔のママ。

 

そこで…
おっぱいの吸い方がわからない赤ちゃんには

まずはお口遊び”から。

お腹が空きすると遊びどころでなくなるから

空腹になりすぎる前にやってみるのがコツ☝️。

そうやって赤ちゃんがおっぱいを吸えるようになれば

産後3ヶ月以内であれば

「味のするおもちゃ」から「おやつ」くらいまで

おっぱいは進化するでしょう。

さらにおっぱいマッサージをして循環をよくすると

母乳量はもっと増えます。

 

赤ちゃんが上手くおっぱいを吸えなかったり

母乳量が少なくてお困りの方

まゆみ助産院にお気軽にご相談ください。

思いの外、簡単におっぱいが吸えるようになったり

母乳量が増えるかもしれませんよ。

 

授乳できる時期は限られています。

その限られた時間をおっぱいで楽しく過ごしてみませんか?

 

まゆみ先生
まゆみ先生

今日も

ご訪問ありがとうございました。

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