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こんにちは。
石川県金沢市のまゆみ助産院です。
昨日3月3日は『桃の節句』のひな祭り。
*写真のお雛様は私の初節句の時に祖母から送られたもの。
本当は御殿作り。組み立てに手間暇かかるのと場所を取るので
現在はガラスケースに納められています。
そもそも節句とは何かしら?
ググってみました。
「季節の節目(変わり目)となる日」だそうです。
季節の変わり目に
無病息災・豊作・子孫繁栄を願って
お供え物をしたり
邪気払いを行ったりする
年中行事のことだそうです。
それぞれの時期の植物で飾ったり
旬の食べ物を食べることで
その生命力を分けてもらうそう。
ところが、現代社会は毎日が忙しく
花をめでることすら忘れがち。
私も、朝から慌ただしく仕事をしていたら
気付いたら…もう夕方。
慌てて「今日の夕食何にしよう!冷蔵庫空っぽなんだ!」
とスーパーへ走りました。
するとそこに
前には赤ちゃん、左手にはお姉ちゃん
右手には買い物袋を抱えている
ちょっとお疲れ気味のママ。
よく見ると…
先日まゆみ助産院におっぱいトラブルで
駆け込んできたママでした。
思わずお声掛けしました。
「今日の晩御飯は何にするの?」
突然の声掛けにびっくりしたママが戸惑いながら
「ひな祭りだし…本当はしないでおこうかなと思っていたけど…
やっぱりちらし寿司作ろうと思って…食材買ってきた。」
出来合いのちらし寿司ひろげるんじゃなくて
子どもの為に作るんだ!偉い!
ママのその言葉を聴いてお姉ちゃんも嬉しそう。
スーパーに入ってみると
綺麗に盛り付けられたちらし寿司のパックが沢山ありました。
さらに、夕方という事もあって割引中。
私は「ま、これでいっか~」と手に取りました。
パックの裏を見ました。
食品添加物が目白押し。
「だよね~。食品をもたせるためには仕方ないよね…」
家族3人分のちらし寿司をお買い物籠へ入れて
ふと…
「あー、先週プラゴミ出しそびれたんだ。
又、プラゴミ増えるな~。」
そして、先程のママを思い出しました。
自分で作れば添加物摂取は減らせる。
プラゴミも減らせる。
やっぱり、作るか~。
ちらし寿司のパックは写真だけ撮ってもとに戻しました。
そして、写真を見ながら食材を買い集めて
スーパーを後にしました。
子育て中は…
毎年巡ってくる色んな節句に
一生懸命に取り組んで
子どもに楽しい思い出を作ってやろうと
必死だったな~。
それは、実は季節を丁寧に過ごす
良い機会だったんだ…。
と改めて気付きました。

今日も
ご訪問ありがとうございました。