-e1618818727471.jpg)
こんにちは😊
石川県金沢市のまゆみ助産院です。
いよいよ、新型コロナワクチン接種が一般の人々にも開始されました。
私達医療従事者は先行してワクチン接種を打つことが出来ました。
その時の様子は以前noteにアップしましたので、よろしければご覧ください。

そして、最近お問い合せが多いのは
「授乳期でワクチン接種をする場合、授乳はどうしたらよいのでしょうか?」
妊産婦、授乳期のワクチン接種については
厚労省からのお知らせもありますが

この国立成育医療センターのお知らせもわかりやすいかなと思うので
ご紹介します。
そこで、授乳中の方のワクチン接種についての私の考え。
ワクチン接種は任意です。
必ず接種しなければならない訳ではありませんが、接種するにしても授乳をやめる必要はないと思います。
うちに通われているママでワクチン接種をされた方が数人いますが、授乳を続けていても特に問題がなかったようです。
どんなワクチンもそうですが接種前には体調を整えておくこと。
そして、副作用には注意して2,3日はスケジュールに余裕をもたせる方がよいと思います。
普通、1回目より2回目の方が作用が強く出ます。
万が一、動けなくなると赤ちゃんのお世話ができなくなるので、家族は日をずらして接種しリスク分散をするのがよいかと思います。
あと、発熱や疼痛に備えてアセトアミノフェン製剤(カロナール、バファリン等)と経口補水液を用意しておくとよいです。
食欲が無い時のエネルギー補給にゼリー飲料もあるとよいと思います。
アセトアミノフェン製剤は授乳中や空腹時でも内服できます。
市販されています(バファリン、タイレノールA等)。
ただしピリン系製剤でアレルギー反応の出る人は飲めません。
葛根湯をすすめる先生もおいでます。
あらかじめ、かかりつけの先生や薬剤師さんに相談されるのも良いでしょう。
痛みや発熱、その他の辛い症状で眠れず体力を消耗するくらいなら
上手にお薬で症状を抑えて経過させてよいと思います。
発熱していなくても悪寒や筋肉痛は全身の筋肉がけいれん様に酷使されるので脱水に傾きやすいです。
そんな時は少しずつ水分を補給して脱水と体力の消耗を防ぎましょう。
◆私の場合の2回目のワクチン接種後の経過。
当日2時間後から倦怠感が出始める。
その日の夜に悪寒と全身(特に太腿の)筋肉痛。
翌朝、動くと頭痛が加わり布団から出れず。
その後、吐き気で飲み物もろくに取れなくなってきたなと思ったら
丁度ワクチン接種24時間で、37.5度の発熱。
アセトアミノフェン製剤の内服開始。
しかし、痛みを我慢しすぎたのかアセトアミノフェン製剤(カロナール)が全然効いて来ない。
もう少し解熱、鎮痛に効き目の早いイブプロフェイン配合製剤(ロキソニン)に手を伸ばそうかなと躊躇していたら…
薬剤師のママさんから
「第一選択はアセトアミノフェン。
前飲んだ時間から4時間が空いていたら追加で内服して血中濃度を上げてください。
アセトアミノフェンは一日に飲める量が結構あるので大丈夫です!
それでも、効かなけれはロキソニンで。
でも、吐き気があるなら、胃に負担を与えたくないので飲まない方がよいかな…」
と専門的アドバイスがあり、アセトアミノフェン製剤でその場をしのぐ。
餅は餅屋。本当に助かった…。
ワクチン接種3日目には動けるようになるが倦怠感が強く、ほぼ布団の中。
口の中は味覚が戻らず口内炎だらけ。
4日目の朝、抜ける。
こうやって私の場合、副作用から解放されるのに丸3日間要したことになります。
若い人や、痩せ型の人に副作用が強く出やすいみたいと、周りの医療従事者は言っていますね。
私、年齢の割に若かった?
痩せ型なだけか…😅
医療従事者の友人からは
「痛み我慢しすぎ。
私なんて、熱なくても体調に異変を感じたら“来た!”とさっさとカロナール飲んだ。
次の日にはケロリだったよ。
我慢するのは時間と体力の無駄!」
と、言われてしまいました😅
*ワクチン接種の副作用には個人差があります。
これはあくまでも私個人の経過です。
ワクチン接種を受けるか、受けないかは
それぞれの事情で慎重に判断されるとよいと思います。
ただし、大なり小なり体は反応します。
ワクチンとはそういうものなので…。

今日もご訪問ありがとうございました。